管理釣り場のエリアトラウトや海のライトターゲット用として登場した、『ワールドシャウラ テクニカルエディション』シリーズ。
僕の管釣りでもメイン的な位置付けのロッドで、スプーンやプラグメインの釣りなら必ず持っていく1本です。
発売から使い込んできたので、この『シマノ ワールドシャウラ テクニカルエディション S66UL-2/F』をインプレッションしてみたいと思います!
大物トラウト狙いに!『ワールドシャウラ テクニカルエディション S66UL-2/F』インプレッション!
- 品番: S66UL-2/F
- 全長(m): 1.98
- 継数(本): 2(ワン&ハーフ)
- 仕舞寸法(cm): 130
- 自重(g): 90
- 先径(mm): 1.4
- 適合ルアーウエイト(g): 0.7~8
- 適合ラインナイロン(lb): 1.5~6
- 適合ラインPE(号): 0.2~0.6
- グリップ長(mm): 190
- テーパー: F
- 本体価格(円): 52,000
あらゆる魚種にフリースタイルとして対応する『ワールドシャウラ』シリーズ。
その中でも0番パワーより、さらにライトなモデルとして追加されたのがこのテクニカルエディションですね。
各釣りに合わせた機種が追加されており、テクニカルエディション各機種の解説はこちら村田基さんの動画が分かりやすいのでぜひ!
この中でも管理釣り場のエリアトラウトで使用したインプレッションをしてみたいと思います。
それでは、ここからS66UL-2/Fのインプレをどうぞ!
見た目・デザイン
はっきり言って超ド派手なデザインです!
ロッドのコルクはフォアグリップのみ。カーボンモノコックだけでなくグリップ、そしてロッド全体もスーパーレッドと言われる「真っ赤」なロッドとなっています。
よく「鱒レンジャーみたい」っと言われることがありますが、実物は赤と黒のグラデーショ・深みと高級感のあるレッドが採用されています。
個人的には突き抜けていて好きな色とデザインですが、ハッキリと好き嫌いが別れるデザインなのと、従来のワールドシャウラシリーズで採用されていた「レインボーチタンコーティング」を期待していたファンからすると落胆する部分もあるのでこの評価に。(コストダウンの面もあると思いますが)
ちなみに付属の筒型ロッドケースとテップカバー。デザインと頑丈さは良いですが、クリアランスなさすぎて出したら二度と入れたくないのとテップがブラブラするのでアレは使いづらいですね。
ロッドケースの出し入れに時に、ガイドがゴリゴリ擦れるのが怖いです…。使う場合は「テップカバー」を外して入れるとスムーズになりますよ。
キャスト・操作性
このワールドシャウラテクニカルエディションは、見た目に反して非常に素直で扱いやすいロッドです。
大口径ガイドを活かしたロングキャストのオーバーヘッドやサイド・サークルキャストまで、どんな投げ方にもロッドがしなやかに追従してくれる懐の深さを感じます。
とても素直なクセのない調子なので、スプーンはもちろんトップウォーター・クランク・ミノーなどにも万能に対応。
スプーンならアルミん4.3g〜5g、トップウォーターのデカミッツドライ、ミノーのZAGGER 65 F1などがオススメルアーですね。
フッキング・ファイト性能
6.6フィートULパワーを活かしたフッキング・ファイト性能も魅力的です。
ロングキャストした先のバイトでもしっかりフッキングを伝えることができ、魚を掛けてればSテーパーのように胴までしなやかに入っていくので大型トラウトの走りにも柔軟に追従。
また、ロッドエンドの長さが絶妙で操作もしやすく、大物とのやりとりで肘に当てたファイトがとてもやりやすいです。
60オーバーのトラウトでもしなやかにいなして引き寄せるファイトを堪能することが出来ました。
まとめ
総合評価
この『シマノ ワールドシャウラ テクニカルエディション S66UL-2/F』をどの釣り場でもかなり使い倒してきましたが、特に大規模エリアや重めのルアー・大物とのファイトで信頼できるロッドです。
ロッドの特性がしなやか&トルクフルなので、ルアーを選ばない優等生。
正直、5代目カーディフエリアリミテッドのレインボーチタンコーティングと比べるとややブランクスの重さを感じますが、それが良い意味でしっとりしている印象になっているでしょうか。
ワールドシャウラとしては価格も安めですし、SULパワーからのステップアップとしても非常にオススメ出来るので、『66UL』ぜひ手に取ってみて下さい!
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